運営会議/全体会

令和4年度第2回岡山市障害者自立支援協議会運営会議 議事録

2022年06月29日

令和4年度 第2回 岡山市障害者自立支援協議会 運営会議 議事録

日時

令和4年6月29日(水)10:00~12:00

場所

旭川荘敬老園デイサービスセンター

参加機関

障害者基幹相談支援センター

村上、川西、山本

こらーれ

湯川

仲よし

高中・川口・向所

旭川荘

本田

ぱる

杉原

かけはし

南障がい

三宅

ひらた

横山(欠)

南西

前田

いちご

河口

保健管理課

芹田

こころセ

妹尾

更生相談所

多田

健康づくり

増田

障害福祉課

作野、橋本、堀米、都知木

岡山市障害者団体連合会

宮本(欠)

浦安荘

中山

①    他機関協働事業について ・・市社協 長畑氏・山川氏

(別紙参照)

・基本理念:誰もがその人らしく生活するための多様な選択ができるまち

個人、世帯等課題を抱える方がたらい回しにされることなく、市の関係課・相談機関が連動する。

・岡山市では、総合相談支援体制の理念として「断らない相談」を目指す。

・つなぐシートの説明

・R4より相談支援包括化推進委員の1名増員された。

・複合課題解決アドバイザーには、障害者分野では協議会が協力機関として連携。

・重層的支援体制整備事業が今年度より設置された。包括化としては就労分野のアウトリーチで関わる事になっている。

・7/4より事業所移転となっている。連絡先等変更があるためご注意を。

  ◇086-238-2941   メールアドレスは変更なし

 

質問

中山 各地域部会等で挙がった、障害のある方やグレーゾーンの方の再犯のかたの支援について、保護観察所から再犯防止推進計画に沿って支援をおこなうとよいとアドバイスを受けた。レジメをみると総合相談へ繋がっているが、そのような場合でも相談可能か?

山川 基本的には市役所の各課と繋がる必要がある場合には連携を取っていく事は可能だと思う。

向所 数年経ってきて、受けてもらえるケースのハードルが上がってきているようなイメージがある。受けてもらえるようなケース    の範囲や条件はどうなのか?

世帯だと受けてもらいやすいのか?機関とは繋がっているが、その横の繋がりが十分でないケースもある。

山川 部署内で相談をしてもらう。

長畑 各機関が相互調整ができない部分に対して関わっている。現在関わっている機関がすべきことを行ってもできないという事になれば、介入をおこなう。各機関で調整の余地があるようなら、再調整のお願いをする事もある。

向所 現在関わっている機関が総合相談に相談したが、断られた事があった。その断られた理由や今後どうしたらよいかが話し合えたらよかった。アドバイスとしてあればよいなと思う。

前田 つなぐシートとしては繋がらなかったが、その後のケースの状況を聞いてくれた事があった。

 

 

 モデル事業のころから振り返ってみても、様々な研修等も行っていたが、その時からすると、状況も変わってきたとおもう。一定程度スクリーニングの必要もあるかとおもう。連携に向けてアドバイスをいただければと思う。

 

②    部会報告

【東部地域部会】

GSVの手法を取り入れていこうと言うことで、基幹センターの協力を得た。

6月の部会でもかけはしの事例でGSVをおこなった。これまでの事例検討とは異なる部分があるので、試行錯誤しながら行っている状況。

7月22日に日中支援型GHの評価を南西部会に視察に行く予定

中区に日中支援型GHが外部の日中活動先が利用できなかったが、利用が可能になった。

地域移行WG

今年度より、定例の地域部会の後にWGを行う事にしている。こころの健康センターより参加いただいて会議を行った。

東部地域の中で地域移行を取り組む事業所がない。事業所の余裕がないという状況の中でどうキャパシティを確保するかが東部の課題。

就労支援部会から意見があった。それぞれの部会の中で地域課題をどう抽出しているのかという話があった。部会の中で地域課題について話し合うのか出来ていない部分もあった。どのように課題の抽出を行っていけばよいか課題である。

 

中央北 

5,6月連続で地域課題の抽出を行った。

困った事メモを用いて抽出を行っていたが、時間が掛かるため、部会の専門員が感じる部会のエリアの課題はなにか?という議題をGWで検討をおこなった。

出てきた内容として、福祉のマンパワー不足、ヘルパーが不足、相談支援専門員のなり手がいない、共生型の事業所が少ない、不登校支援が難しいというのが、現在の中央北の課題。

倉敷からの情報によると、ヘルパーが見つからない事はない。

相談支援専門員のしんどい部分は何なのかリサーチして手立てを考えてはどうか?

共生型事業所は介護保険の施設と共有して、介護保険の事業所に障害分野の受け入れをしてもらいたいという思いもあり、メリットデメリットを研修会で共有する。

不登校については、福祉サービスのみで支援をして行くには限界があるため、よりよい支援について検討していく必要がある。

それぞれ挙がった課題については、それぞれの部会に提言していく予定。

地域移行WG

毎月第4金曜日PMに地域部会とは独立して開催をしている。

地域連携パスの概要、内容について意見交換を行った。

・今年度の研修会について

個人情報保護についての研修会の希望がある。

座談会を年3回行う予定。前回は5月末に行っている。

新年度になって相談支援専門が抱える愚痴会としておこなった。

 

南西  

4月以降4回開催している。場所は西ふれあいセンター  

地域課題はGWで抽出しているが、言い放しになっている感じであるため、

自分たちが課題と思っている事に加えて、相談支援専門としての見立てを共有している。

〈例〉

・移動支援のみが利用できるヘルパー事業所が少ない。

・2号介護保険と障害福祉サービスの併給利用者について、相談員とケアマネの見立てが異なり、連携が難しい部分がある。

・計画相談支援新規受け入れ可能一覧について南西部会での現状共有を行っている。

 南西は余力がない事業所が多く、状況としては変わらないが、新規相談が増えている。

・行動援護について、区分取得者が事前に利用できるかどうかがわからない状況。実際は窓口に問い合わせをおこない、対象かどうかを確認しているが、事前に申請をしていない方にも情報提供を行ってもらう方が良いのではないか?

・ケアマネと情報共有をおこない、連携について深めていく場があっても良いのでは。

・日中支援型GHの評価について

 7/22おうちだ  8/29みなんホーム

・GSVを2事例行っている。

・地域の社会資源の情報をタイムリーに共有するため5月6月で8事業所の紹介をおこなった。

・南西地域移行WGについて

慈圭病院の参加が久しぶりにあった。独自で長期入院の支援を行っており、実際に退院を行う際には、コロナで外出制限を行っている場合でも検討はできるとの事。

 

広報 

5月31日 6月21日に実施

・2回共にホームページに掲載する事業所情報のアップデートについて

 郵送で案内を送付、7月、8月でおこなう。対応はあすなろ福祉会に委託

 障害福祉課、事業者指導課より発送先の情報をもらう。

・相談支援事業所の事業所パンフレットの掲載をおこなう。各事業所のデータを収集している。

・えーんじゃネットの障害者福祉に関するイベント情報の掲載をタイムリーに挙げられないかということだが、ある程度の枠組み作りや掲載にあたっての条件などの検討を行っていく。

 

福祉サ 

日中サービス支援型評価についての資料配布

(別紙参照) フロー図 評価票

・各地区の地域部会が評価を行っていく。地域部会が評価するまでの評価表のやり取りについてフローチャートにしている。

 評価シートも添付。事業者指導課のホームページで事業者がダウンロードして持参するようにしてもらう。

 評価の予定日参照:南西7/22おうちだ 東部:9/15ラシエル平井 中央北:11/17ソーシャルインクルー建部 今後、ソーシャルインクルーが今保と門前、ラシエルが北長瀬にも開所予定となっている。

・強度行動障害のモデルケースを2事例に絞って対応をおこなう。今年度の研修で実施報告を行う予定。

・就労継続支援B型の横の繋がりを求められ、社福のB型の管理者に集まって検討をおこなう。どのような会にしていくかなどを検討予定。本日2回目の会議を予定している。

 

教育 

5月17日に第一回を行った。

・構成員を絞って実施した。岡山市にある特別支援学校のみの参加になっている。

 小延先生に部会長が替わった。

・支援学校関係行事の確認をおこなった。

 福祉制度説明会と地区別懇談会はオンラインで実施する。移行支援会議は未定

 地区別懇談会で使用する相談支援事業所のパンフはえーんじゃねっとに掲載予定

・移行支援会議の実施方法について、福祉事務所側からの参加の意見について、

 福祉事務所の参加を希望する意見は8割あった。6月中に学校で話し合いをおこない、次回の部会で方向性を検討

・教育と福祉の連携についてアンケートで出てきたことについて検討をおこなう。

 トライアングルプロジェクトの周知と対策等。大きなテーマになっているので、

 具体的に焦点化させていく予定。

 次回7月14日木曜日 在宅介護支援センターで実施

 

就労 

5月20日コア会議 6月17日全体会を開催

昨年度に引き続き3つのワーキングに分かれて行っている。

①    就職にむけてのフローチャートの説明

原案の配布、記載内容の周知と意見聴取。現在は案の段階なので、完成次第紹介させて頂く。ご本人の就労に対する困り感に対し、フローに沿って相談先をわかりやすく提示する事が目的。

②    動画による社会資源の紹介

支援機関の撮影について調整をおこなう。

③    企業の状況把握のためのアンケート調査

アンケートフォームの選定、対象企業の検討を行っている。

・5月22日に一歩フェスを開催。30名 18組の参加

 アンケートでは高評価があった。次年度も開催する予定で準備を始めた

 

精神 

5月20日 6月17日 開催

・全体会の令和3年度活動報告について検討、協議及び令和4年度の活動計画の協議

 8050に関する検討 令和4年度は介護保険分野の支援者へのインタビューをおこなう。障害分野との連携について考えていく。対象は市内の地域包括支援センターを予定。

・8050の介護保険分野のインタビューは9月、10月頃を予定。

 インタビュー内容:障害分野と連携を行う時に上手くいった事例

 インタビュー内容をどう地域にフィードバックしていくかも今後の検討としている。

・令和4年度第3回精神科医療機関職員を招いて保健福祉の連携を協議する会を開催予定。12月ごろを開催時期としている。

 

 

相談支援 

・6/2計画相談支援に関する研修会を実施 内容の振り返りをおこなった。

・きめ細かいモニタリンクの実施について

 指摘事項があったため、様式の変更を行った。

・今年度の部会の日程の確認。

・窓口の相談支援に申請について。窓口のその場でサービスの追加について検討。

修正は7月1日より提要。

・7月1日よりモニタリング変更届 ホームページ上に新様式について変更予定。

・第2回計画相談に関する研修会 9月14日実施予定、教育部会とのコラボ研修

 障害児相談支援における課題と留意点について(テーマ)

 対面で企画中だが、感染状況によってはオンラインも 場所:かしの木ホール

 

こども支援部会

・5月11日に定例会 参加者20名

・事業所紹介、空き情報の聞き取り

・アンケート記入してもらい、それからGWを行った。

 〈主な内容〉

・学校との連携のあり方について

・倉敷で教員をしていた方が倉敷市と岡山市の連携の在り方が異なり戸惑った。

・不登校支援に付いては負担感が出ている。サービスに繋がらないことが多い。本人が

・外へ出ない部分や親と子のニーズの違いをどうするか?

・コロナに関する事業所が臨時閉鎖時の対応について、代替え支援の範囲がわかりにくい。   など

 

医ケア  

・今年度は3回開催を予定しており、第一回が8/9の予定。

 令和3年度の医ケア児支援WGの活動報告を行う予定。

・医ケア児支援に関する取り組みについて情報共有

・防災と減災の状況の共有→危機管理室より話を聞く

・保健センターからパーソナルプランの報告と進捗の説明を予定している。

 

質疑応答 

    特になし

③    行政機関より

特になし

 

 ④    協議事項

フォーラムについて

各地域部会から代表を募り、実行委員形式で会議を招集する。第1回会議を7/6に開催予定。内容は前回のフォーラム企画を踏襲して構成していく予定。

広く市民の方に届けられるよう企画を行っていく。

 

⑤その他

・相談支援体制3層構成図、連絡先の紹介

 市内の相談支援機能強化事業所と児童発達支援センターのマップの説明。

 新たに吉備陵南エリア地区を南西地域に含める事になった。

 児童発達支援センターについても、2層目の活動として連絡会の発足や役割の確認を行っていく。

 A3の各関係機関の事業所リストの説明をおこなった。

 

 

 

次回:令和4年9月7日(水)10:00~ 岡山ふれあいセンター 第2・第3研修室