運営会議/全体会
令和4年度第4回岡山市障害者自立支援協議会運営会議 議事録
2022年11月08日
令和4年度 第4回 岡山市障害者自立支援協議会 運営会議 議事録
日時 |
令和4年11月8日(火)10:00~12:00 |
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場所 |
南ふれあいセンター 第1研修室 |
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参加機関 |
障害者基幹相談支援センター |
村上、平松、川西、山本 |
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こらーれ |
湯川 |
仲よし |
川口 |
旭川荘 |
本田 |
ぱる |
杉原 |
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かけはし |
岸 |
南障がい |
三宅 |
ひらた |
横山 |
コンドル |
前田 |
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いちご |
河口 |
保健管理課 |
芹田 |
こころセ |
妹尾 |
更生相談所 |
多田 |
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健康づくり |
増田 |
障害福祉課 |
小西、葛原、作野、橋本、堀米、都知木 |
岡山市障害者団体連合会 |
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浦安荘 |
中山 |
① 部会報告
【活動報告】 〈東部地域部会〉 9月15日実施 ・ラシエル平井GH評価を実施。 スタッフ間の情報共有と利用者対応を迅速に行うよう体制づくりを行っている。 ・地域移行WG かけはし、かなで 今後、施設からの地域移行も検討の必要があることを共通認識、入所施設からのケースは弘徳学園が制度を利用せず行っているケースが多い。実施する際には管理者、サビ管の認識について説明が必要。 ・10月西大寺ふれあい 福祉事務所、保健センターとの意見交換会 介護保険の支給決定についての窓口手続きの差があり中区、東区で対応が異なる事がある。障害福祉課に確認し、基本はケアマネが対応。個別事案については窓口へ相談。 ・保健師との役割がわかりにくい。保健師の相談業務はきちんとした線引きはないので、相談いただければ。 ・「ヤングケアラーについて」本田さんの事例→グループワーク 障害の定義が付かない児童はフォーマルな支援に繋がりにくい。子供食堂などのインフォーマル支援に繋がれば。
〈中央北地域部会〉 9月5日実施 ・個人情報保護の研修 サンソレイユ草加氏に登壇依頼 令和4年4月1日より個人情報保護に関する法律の見直しの全面施行に向けて。 相談支援専門員の個人情報の扱い方やペナルティの紹介、事故事例などの紹介をいただく。業務内外の区別と管理が重要。 ・地域課題の収集 10月20日実施 ・9月の地域課題の検討を行った。 コロナ禍の対応について。受診同行やサービス調整の困難さや移動手段の確保等、事前に罹患を想定した動きを共通認識として立てておければ。 ヘルパーがコロナ感染をしてしまい、対応が難しくなったケース。特別食などレアケースの場合の対応について。 放デイの集団療育活動についての感染予防の保護者の不安感。→感染対策の指導については、事業者指導課にも協力して欲しいという意見が上がった。 ・総合相談→企画総務課からの説明
〈南西地域部会〉 9月9日 9月30日 10月14日 10月28日 事業所レビュー ・他県からの転入ケースについて、他県の事業所を使いたいという意向に対しての問題。リモート面談等の配慮をもらいたいという事へのやり取りについて。 ・重訪の会議開催場所について。→ハイブリットや公民館の利用など ・南区植松にある相談支援事業所うえまつが開所 ・あゆむが年内で休止→8ケースあったため引き継ぎを調整。 10月28日開催 ・みなんホーム評価をおこなう。3回目の実施になるが、初めて統一評価シートを利用した。 支援の質の確保や対応が出来ているかという問いに対し、外部講師を招き質の向上をおこなった。 ・今後も日中支援型グループホーム評価を予定している。
〈広報部会〉 月一回開催 ・年に2ケースあるかないかだが、個別にあったメールについてどう扱うか? →地域の困り毎についてはⅠ型への相談の提案をおこなっていく ・公的機関の情報を掲載していく。わかりやすく写真等の掲載も ・フクセツの内容についても毎年手直しを行って行く。 ・事業所一覧等が探しにくいという声もあるので、調整、修正を行って行く。
〈福祉サービス〉 9月25日 10月25日 ・強度行動障害のモデルケースを2事例の選定をおこないコンサルを進めている。 それに伴い、今年度の研修について事例を発表してもらう事で調整中。 取り組みたい内容が多岐にわたるため、1日研修を2/25かしのきホールで企画中。 ・就労B型の連絡会、奇数月に行っている。部会所属の4法人のB型を中心に進めている。 9月は個別支援計画の様式について情報交換→様式やアセスメントの違いなどを共有。 次回は11月に開催予定 ・研修企画に時間を割いているため、地域課題の検討は行えていない。
〈教育部会〉 9月22日開催 ・7、8、9月の支援学校行事の振り返り、オンラインで行ったが手軽な故の弊害も。 相談支援専門員の関りがない方を対象に参加をして欲しいという目的もある。相談支援専門員と繋がる体験などが、難しい相談も入り、時間がかかる事も。 児童養護施設に措置されている方について、制度が曖昧な部分もあるいため、強化事業所が関わっていく必要もあるのではないかという意見も。 ・教育と福祉の連携を取り組むための取り組みについて 今年度の活動の目的について、WGを編成して取り組んで行く テーマとして、情報発信、勉強会や座談会の企画、公立の小中学校の支援学級のアンケート企画→市教委との調整が必要で持ち越し。 中心は1,2のWGを中心に活動をおこなう。
〈就労支援部会〉 9月16日コア ・就労に向けてのフローチャートが完成した。障害者雇用のパネル展で配布した。 活用方法、周知方法について検討 動画の社会資源公開については鋭意編集中 企業の状況把握のアンケート調査は現在集計中 10月21日全体会 ・課題の抽出されたものは一旦、課が持ち帰り、次回の全体会で報告する ・11/5障害のある人の就職について考えるセミナーを開催。今回は「障害者の就労と家族」をテーマとして企業の採用担当から事例発表をおこなった。その後パネルディスカッション開催。43名程度の参加があった。当事者の家族も10名以上の参加があった。 〇これからイベントについて ・R5.1.14「社会へのサポート一歩フェス」を開催企画。ハッシュタグ岡山別館 今年度から従来型の開催方法に戻し、たくさんの支援機関の話を聞いてもらう形に
〈こども支援部会〉 9月14日 34名参加 ヒカリンク2名、基幹センター2名 部会内でGWを実施、テーマ「今、仕事をしていく上で困っている事、課題について」で話し合いを行った、 次回11月9日
〈精神保健福祉部会〉 9月9日 10月21日 ・地域包括支援センターとの意見交換会 ・医療と保健福祉の連携について検討する会の内容、スケジュール確認 ・地域包括センター長会議に出席し部会の活動報告及び高齢分野との8050問題に関する課題抽出のためのアンケートの依頼。対応地域は、南区南、中区、中央をピックアップしてインタビューを実施した。12月21日に医療機関との連携会議で共有をおこなう予定。 市内6病院を対象に各病院1名ずつの参加。病院から見る各精神科病院の強み 地域課題の抽出からGWを実施予定。
〈相談支援部会〉 〇9月21日 ・9月14日の計画相談研修会の振り返り 障害児入所にかかる協議の場の設置について。8月4日に市と県の担当者レベルで打合せ。 障害児入所施設の移行の際の困り感の現状把握を実施予定 GWで出た意見の共有を行った。他市町村はセルフプラン率を0にしているが、岡山市にしわ寄せが来ている現状もある。 ・計画相談支援を利用する事のメリットについての情報発信不足。 ・きめ細かいモニタリング実施の届け出書の案について、各地域部会から支障がないという判断だったため、10月1日より運用開始 ・重度訪問介護の在学就学支援事業について。 地域部会に潜在的な利用予定者がいるかどうかを尋ねた 市内で該当者がないが、大学内での受け入れの方法が異なる。 〇10月26日 ・計画相談研修会の内容検討(3/7実施)テーマはモニタリングについての予定。 ・難病の方の転入者、倉敷市では委任状が必要 ・個別サポート加算Ⅱの算定は連携先との対面での会議は必須としているものではないが電話等になった場合、なぜそのようになったかの記録を残すように。 ・サービス利用支援費の報酬単価、機能強化Ⅳ対象の事業所による、機能評価Ⅲを算定できるよう検討して欲しい。 ・障害児入所施設の協議の場の設置について県が前向きな意向を示していたが、一転し、市として行う見込み。 ・11月30日に開催予定
〈計画相談WG〉 ・大きな動きはないが、来年度が計画策定の年度の為、協力を願いたい。
〈医ケアWG〉 ・医療的ケア児WG10月開催 ・令和3年度の活動報告。 ・医療的ケア児の取り組みについて共有 ・健康づくりかから小児慢性特定疾病医療助成について10月から12月が更新月 ・幼保運営から 岡山市保育園、認定こども園への医ケア児の受け入れについて、令和5年度4月から医ケア児の受け入れを(要相談) ・保護者の付き添い無く学校に登校を ・個別避難計画の説明を行った。パーソナルプランの説明 ・医療的ケア児支援センターからの説明 ・学校へ行くための送迎の問題などがあった。
【質疑応答】 広報部会へ ・メールでの相談について、定型文の作成と1型へ提案をおこなうという事だが、機能強化事業所という周知の方が良いのではないか?→持ち帰り検討する。
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② 行政機関より
12月4日に障害者福祉大会を開催。西大寺百花プラザ 菅野氏講演 後日チラシ等で周知 |
③ 協議事項
フォーラムについて ・令和5年1月28日(土)百花プラザにて開催 ・登壇者、シンポジスト、内容について検討している ・講演タイトル「知っておくべき災害時のリアルな状況」真備ぶどうの家 津田氏に登壇してもらい講演。講演時間について40分、危機管理室近藤氏からの講演を追加。コーディネーターNPOセンターのしかないさんに依頼。 ・百花プラザでも展示を行う。真備の災害の状況に加え、岡山市での災害状況の広報も行えるよう展示を考えている。 ・事業所からの物品販売についても開催予定。飲食についてどのように取り扱うか課題。 ・「避難ピング」について、キャンピングカーの展示物のひとつとして考えている。 ・いつもと異なる会場であるため駐車場の課題(台数が少ない)がある。実行委員は博事業所乗り合わせでお願いしたい。百科プラザ駐車場には来場者停められないため、区役所⇒天満屋屋上⇒グリーンテラス屋上の順で停めてもらうことで230台程度確保できる。 ・駐車場の誘導に4名程度必要。例年スタッフとして30名程度出てもらっているが、各事業所で出せる人数を決め、次回運営会議にて教えて欲しい。 ・役割分担は、1月上旬には決定しメールで送信する。司会などお願いする事があるかも知れない。 ・百花プラザ250名程度の収容を考えている。民生委員や愛育委員など地域で活動している方に来場いただきたい。各地域での案内の協力をお願いします。 ⇒飲食について。ここ数年のコロナ対策で行っても良いのではないか?と言う意見と見合わせた方が良いのではないか?との意見。物品販売のみとしてはどうか?との意見。会場の可動椅子を出すと飲食は禁止となる。実行委員で検討する。
・児童発達支援センター連絡会について 11月2日に第2回目を開催した。障害福祉課、基幹、児発センター5園で実施 「岡山市における障害児の相談支援を掘り下げる」をテーマに行った。 それぞれ5園の事情の報告を受けた。 受けた子供に対してセンター以外に繋ぐ先がない。子供の年齢で学籍がない児童などの対応。など ・日数が決っているサービスの適正利用について。 家族は支給されている日数を全て使いたいという意向と必要な日数だけの利用を考える相談員との間のジレンマ。 子供の相談支援の事業所が少ない中で、繋がらない、セルフが減らないなどの問題が上がっているが、どうやって相談支援を増やしていくかという手立ての困り感。 ・センターも本体事業がありながら相談支援を行っている部分がある。それぞれに工夫を行っているが、人的配置の面で負担が出ている。そのためのルール作りや枠組みを検討する必要もある。どういう方向性で進めて行くのかを市に示して欲しいなどの意見があった。 自立支援協議会に紐付けるようにしたいが、それぞれのセンターにも思いがあるため、今後検討課題になる。 マンパワーや報酬単価に関しては、今後も国に働きかけて行くという行政の方針も伺えた。次回は3学期の3月ぐらいを予定。
養護施設の勉強会 11月18日に開催予定 こども福祉課より案内があった。 次回の中身を話し合っている。事前に養護施設から課題や提案をもらっている。 養護施設から退所されて18歳以降で「うまく行かなかった事例」について事例紹介を養護施設、強化事業所から1例ずつ紹介。 なにがあれば良かったのか、どういう動きができたのかを検討して、課題に繋げていく。 シェルターももから活動紹介をいただく。 障害児施設からの移行の調整と類似した構図になっていて、多くは措置の児童が入所している。障害も重いかそうでないかという部分で課題も異なる。 今後の協議の場に向けてどうしていくべきかを考えていく。 領域は異なるが、施設、病院について地域移行という形になるため、今後どういう枠組みで検討していくかという課題がある。 障害児施設:旭川学園、ももぞの学園、 児童養護施設は障害のない児童もいるため、福祉サービスが利用できない事案もある。 強化事業所を始め、様々な機関からアイディアをいただきたい。
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④ その他
・岡山県市町村地域自立支援連絡会の報告 人材育成、強度行動障害、就労支援、医療的ケアの4つの部会がある。それぞれの部会から見る課題の共有を行っている。 強度行動障害については、岡山県は力が入っている。アンケートも実施しており、今後の協議していく材料となる。 国立のぞみの園から視察を予定している。 医ケアに関しては、岡倉が多くなっている。県が設置したセンターについて報告があった。 次回は赤磐市で開催予定。 岡山県内27の市町村あり自立支援協議会は14協議会あった。井原、笠岡は県域で行っていたが、それぞれで行う事になったため、17協議会になった。その開催順番について再検討がなされ、来年度1回目を岡山市で開催する事になった。
その他 日中支援型GHの評価について、事業者指導課の職員が来て依頼があったが、今回現場レベルでどのような依頼があったか? →福祉サービス部会でフローチャートを作成した。GHから基幹へ一報入れる。基幹から地域部会で連絡、GHと地域部会で日程調整をおこなう。 最初の入り口として、GHの指定の際に事業者指導課からGHへ伝達されている。 評価結果については、GHと部会で保管するという形になっている。協議会ホームページで共有まではされていない。 A.日々接しているが、ミニ施設になっている印象を受けるが Q.事業所の設立コンセプトによるのではないか?
・評価自体は客観性の観点から、GHの所在する区でなくても、他の方が来てその地域を含めて評価を行うのも良いのではないか? ・評価後の改善した報告について、GHから行政に対して通知はあるのか? →特にないが、実地指導等で事業者指導課が確認していると思われる。 評価後の事業所からの報告については、特段公表しなければならないわけではない。しかし、複数回おこなっている事業所には、前回の評価と今回の評価の対比は必要と思う。 資料を収集するのはそれぞれの部会で取り決めたほうが良いとおもう。
フローチャート上は、1回の評価の評価票を地域部会と事業書が同じ物を保管する事になっている。評価日から1週間以内に、出た意見や要望を含めたまとめを事業者が行う事になっており、メールで地域部会代表事業所へ送付し、データの保存を行う事になっている。その辺りの共有、周知が行われていなかったかもしれない。 ※各部会で確認が必要。
〇強化事業所の連絡会も必要な段階になっているので、また連絡をする。
高中氏より 自立支援協議会の会長の意向 障害者虐待防止10年という事で、自法人で4件の虐待通報があり、2件認定を受けた。そのような法人が会長に留まるのは問題があるのではなかろうかと。法人の構造改革にも携わる必要がある。
要項の問題もあるため、検討させていただく。
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次回:令和5年1月10日(火)10:00~ 岡山ふれあいセンター 第1研修室