運営会議/全体会
令和5年度 第3回岡山市障害者自立支援協議会全体会 議事録
2024年04月08日
令和5年度 第3回 岡山市障害者自立支援協議会 全体会 議事録
令和5年3月22日 会場 かしの木ホール
1.開会挨拶
2.令和6年度活動計画
①地域部会
〇中央北地域部会
・中央北地域部会構成図の説明。月1回開催(第3木曜日)
計画相談支援の情報共有(協議会、基幹センターからの指導助言)
行政との連携。
・地域課題
問題と課題の意識を一新し、地域課題メモに記載し課題を整理し取り組みを考える。
・研修会
テーマ「性暴力・DV・虐待被害者の理解とトラウマインフォームドケア」の開催
・GSVの実施
事例提供者の希望者がすくない。ファシリテーターの体験、養成
・地域移行支援WG
毎月第4金曜日に実施
こころの健康センターとの両輪支援。北区事業所へのアンケートを実施し、取り組んでもらえる事業所へ協力打診。 宅建協会からの研修会を実施
・地域生活拠点事業における体制整備に関する取り組み→OJTを実施
・日中支援型GHの評価に対する検証
・相談支援専門員の座談会の開催。
※改めて地域部会の在り方について考えていく
〇東部地域部会
・定例部会
毎月第2水曜日
参加者からの情報提供、共有、GSV、研修会を実施
困っているケースについてケースレビュー及びGSVをおこなう。
研修会のテーマ(報酬改定、意思決定支援、災害等)
少人数のグループワーク検討形式を踏襲して、話しやすい部会運営の場づくりを意識
地域課題の抽出を意識。
介護保険ケアマネとの連携に関する取り組みについて。
・地域移行WG
毎月第3木曜日を継続、林病院、弘徳学園での開催を継続実施
取り組んでいるケースに対してケースレビューの実施
入所施設アンケート実施、その結果を活用する。また実施に於いて報酬改定の加算についての勉強会を実施予定
〇南西地域部会
・部会運営について
強化事業所、児童発達支援センターを含めた計4事業所で構成
・活動内容
4つの土台と4つの重点項目
・事業所レビュー
・GSVの定着に向けて事例は輪番制で行っていく
・ミニ研修会の実施
・事業所支援の実施
機能強化事業所が現場でケースレビューを実施する。
・サビ管との意見交換会
・地域移行支援WGの毎月開催
入所施設からの地域移行を意識
・地域生活支援拠点の友好的な活用に向けての取り組み
・日中支援型GHの評価→一方的な評価にならないように配慮
〇広報部会
・来年度の構成メンバーは今年度を踏襲する。
ぱる、こらーれ、ひらた、クローバー(HPの維持管理担当)、岡山市保健所、基幹相談
・開催頻度は月1回 第3火曜日
・広報部会が目指すもの
情報の発信を幅広く行っていく。
アクセス数が2023年度は減少しており、減っていることの検証を行っていく。
・事業所情報のアップデートを継続していく。
各事業所からの返事がもらいにくい部分もあるため、市の協力体制で実施していく。
・一般市民や専門職へのホームページや協議会の周知をおこなって行く。
アクセス数の減少に対しての対策を立てる。アンケートの実施等も検討。
〇福祉サービス部会
令和6年度も毎月開催、構成機関の変更はない。
・就労継続支援B型事業所連絡会の企画について、運営を連絡会にシフトさせていく。
・日中サービス支援型GHの評価の見直し
今まで行った評価の検証と実施内容の見直し
・GH連絡協議会との共同による支援向上への取り組み
既存の連絡会を活用し、市内のGHの横のつながりの場を構築。
・不足する社会資源開発や改善の検討
・強度行動障害アンケートの報告方法の検討
・研修会の企画実施
〇教育部会
・活動目的、内容については例年通り
・構成員にも大きな変更はないが、学校のとりまとめ機関が西支援学校から東支援学校に変更。
・教育と福祉の連携の推進について、ワーキンググループを昨年度に続き継続実施。
えーんじゃネットを活用した情報発信
フクセツの内容改定
広報部会との連携について
福祉とつながりきらない保護者へ学校から情報提供をおこなうため、福祉サービスを知ってもらう機会を増やす。合わせて先生にも周 知をおこなって行く。
・座談会の開催・・・ 学校の先生と相談員の交流会 年2回程度実施予定。
市立の小中学校の教諭へも情報提供。
・地域課題の検討→他の専門部会との連携を継続。
就労部会から教育現場による検討
・医療的ケア児の課題検討
〇就労支援部会
・「地域課題の抽出を重視しながら障害のある人と企業がともに支えあうダイバーシティを推進する」という重点目標と構成員は継続。
・地域課題の抽出、構成員との情報交換等は来年度継続
・協議会の目的に沿って活動内容を実施
①適切な支援や支援体制の課題の情報共有
触法障害者の就労支援について
報酬改定就労選択支援の勉強会
就労選択支援制度について深めていく
②関係機関等との連携の緊密化
社会への一歩サポートフェス等の広報イベントの開催
〇精神保健福祉部会
・今年度までのDrはメンバーから外れるが、オブザーバーとして必要時に参加となる。
・活動計画
・地域部会等との課題の共有
・第5回保健福祉との連携について検討する会~医療機関編~
・R3~4年度に実施した「8050」についてのまとめの共有
・地域精神保健福祉連絡への情報交換、地域課題のフィードバック。
・重点項目の振り返りと新たな重点項目の抽出
〇こども支援部会
・今年度から開催方法を変更した。110名超の参加者がある。
・えーんじゃネット
・研修会、勉強会、グループディスカッションの実施
・不登校児の支援、強度行動障害の支援等の取り組みを考える。
・今年度実施したアンケートを参考に実施内容をえーんじゃネットへ掲載していく
〇相談支援部会
・計画相談支援、障害児相談支援の質の向上とスキルアップを目指す。
・構成メンバーは変更なし
・開催日は毎月第4水曜日に開催。
・計画相談研修会の開催(第1回令和6年9月 第2回令和7年3月)
〇障害者計画WG
・障害者プラン、第7期障害者計画、第3期障害児福祉計画の策定をおこなった。
・地域生活への移行の推進、地域生活支援拠点の有する機能を充実強化
・一般就労の推進を行うが、主に定着を重視
・就労選択支援の実施に向けて
・入所施設からの移行調整
・相談支援体制の充実強化、研修、人材育成の充実
〇医療的ケア児WG
・意見交換、情報共有を継続実施。参加機関、参加者も前年度を踏襲する。
・年2回の会議と1回の研修会を予定。
・支庁内関係者会議、自立支援協議会との連携
・医療的ケア児者の課題抽出
〇令和6年度岡山市障害者自立支援協議会予算報告(別紙参照)
・来年度はフォーラム開催予定のため、350,000円の予算を計上
・今年度の子ども支援部会に関しては、会場費の計上をおこなっている。
・協議会の事務局で講師謝金も計上している。
・来年度より講師謝金等には所得税、消費税の標記もおこなっている。
〇質問事項
・特になし
〇令和6年度フォーラムについて
・開催時期は令和6年12月もしくは令和7年1月を予定
・協力機関、中央北、東部、南西地域部会
・取り上げたいフォーラムの内容があれば、
5.情報提供
①世界自閉症啓発デーについて
4/2~4/8自閉症啓発デー
3/1~4/30までランチパックのコラボ販売をおこなう。
②高齢者・障害者なんでも相談会の案内
日時:毎月1回第1土曜日 13時~15時
来年度より共催7団体から相談員の派遣をおこなう。
事前予約なし、開催日は電話相談可能、利用料は無料、制限時間なし
6.その他
〇岡山市障害者団体連合会 宮本副会長
・岡山市障害者団体連合会が岡山市中区小橋にあった事務所が西大寺ふれあいセンターへ移転となった。
〇感想、ご意見
・峰政さん
地域部会の活動が活発になったと感じる。ほぼ毎週のように活動をされている。横のつながりも充実してきている。今後も横のつながりを大切にしていただければ。
こども支援部会の参加者が増えてきていることから、フォーラムの内容もそちらの領域の内容でもよいのではないか?
・山内さん
保護者の立場であるが、強度行動障害の相談をよく受けるが、保護者の方は八方ふさがりになっている。相談支援専門員の方がついているかどうかもわからない。どこか相談機関がないかと思うが、そういった方々の支援も考えていってほしい。
・濱野先生
教育部会に参加している。教育と福祉の連携で何ができるかを考えている。学校は学校の中だけになってしまう。学校と福祉が連携していかないと、子供達が将来困ることになるので、連携がとりやすい関係づくりを行っていきたい。
・黒岡さん
今年で精神保健福祉部会はバトンタッチするが、8050、未受診等の課題が残ってきている印象。それぞれの部会が確認してきた課題が見えるかが出来たらよいと思う。
強度行動障害の課題が出ているが、部会を超えたり、連結して検討してくシステムが必要なのではないか?
困窮やトラウマなどの問題に、NPOがかなり協力をしてくれている。自立支援協議会でもどういう連携が可能か。うまくいかないこともあるが、協力をしていきながらかかわり方を模索する必要があるのではないか?
・村上さん
岡山県内に17か所の自立支援協議会があるが、それぞれ地域課題は検討されていると思うが、挙げられた課題がその後どうなっているかを見ていかなければならない。
・加藤さん
昨今、自立支援協議会で入所施設を解体していかなければならない流れになっている雰囲気があるが、強度行動障害のかたの支援を行う施設としての役割が出始めているのも確か。強度行動障害の言葉は認知され始めた。報酬改定でも触れられるようになったが、それだけでは支援の体制を作るのは難しいと思われる。また、定員を減らしていかなければならない流れとなり、減らせば報酬が高くなる状況になっている。
地域生活に向けて様々な配慮が必要な方に、仕組みや社会資源、マンパワーも十分でない中でどう体制を作るか。
7.閉会挨拶
岡山市障害福祉課 小西課長
岡山市障害者自立支援協議会 副会長 宮本 敏行
副会長 中山 真