子ども支援部会

2024年7月こども支援部会議事録

2024年08月05日

 

 

子ども支援部会 会議録

 

  開催日  令和 6 年 7 月 17 日(水)  開催場所 灘崎文化ホール    開催時間 10時~   

 

 

所 属(職種)

氏 名

所 属(職種)

氏 名

所 属(職種)

氏 名

所 属(職種)

氏 名

児童発達支援センターみどり学園

杉安さん(欠席)

 

わかくさ学園 いちご

杉本さん

児童発達支援センター

まな星

吉岡さん

旭川児童院通園センター

土屋さん

児童発達支援センター岡山かなりや学園

問田さん

岡山市障害者基幹

相談支援センター

村上さん

薮内さん

ひまわりケアステーション

大野

髙見(議事録)

有吉(議事録)

障害福祉課

栗尾さん

吉本さん

川上さん

各事業所

別紙参加事業所一覧参照

 

 

 

 

 

 

「報酬改定や加算について」

岡山市障害福祉課 

吉本さん、川上さん、栗尾さん

【子育てサポート加算】新設

【児童発達支援の個別サポート加算Ⅰ】見直し

【個別サポート加算Ⅱ】見直し

【個別サポート加算Ⅲ】新設

【家族支援加算】新設

【事業所間連携加算】新設

上記内容について説明あり。詳細は別紙参照。

※事前の質問内容については別紙参照

 

質疑応答

〇個別サポート加算Ⅱ、Ⅲの確認方法について、受給者証が発行される時点で受給者証に印字されているものなのか。もしされていない場合はどこで区別したらいいのか。

→受給者証に印字はされない。Ⅲは地子相、子相の中でより保護者への支援、児童への協力が必要と事業所で判断された場合、関係機関と半年に1回会議を行い、会議の内容を記録に残したものを各関係機関と共有。その報告書を障害福祉課に提出することで算定可能。

〇「不登校」とはどの時点でどのように判断すればいいのか。事業所に来ている途中で不登校になってしまった子もいる。

→「不登校」かどうかは事業所側で判断するものではない。本日は答えられないため一旦持ち帰り。

〇学校が会議を拒む場合対応方法について。その場合でも加算は取れない?

→加算の要件として学校との連携が前提となる。学校が会議を拒む場合加算は取れない。その場合学校側が拒んでいる理由を確認。その情報を障害福祉課とも共有。

〇個別サポート加算Ⅰの郵送通知について。→放課後等デイサービスの個別サポート加算の重度の見直しが行われている。重度に該当されている方の保護者には決定通知書が郵送済。個別サポート加算Ⅰが4月から落ちる方はいない。一部の方が1重度に変わるという内容。

〇個別サポート加算Ⅰの更新タイミングについて。

→個別サポート加算Ⅰは更新のタイミングで落ちる方もいるが、それ以外の方は途中で落ちることはない。更新のタイミングまでは請求可能。

〇個別サポート加算の30分の支援時間について。

→1日の支援の中で計画的に保護者に見てもらう時間を設ける場合には算定可能だが、支援が終わった後の振り返りの形での援助の場合算定は不可。

〇セルフプログラムの加算について。

→コア事業所が決定するまでは請求できない。また詳細は整理して流れをお伝え予定。

〇個別サポート加算について、年度途中からでも請求は可能か。大阪府の枚方市では年度の初めに連携しないと算定できないという回答が返ってきたことがあった。

→岡山市では年度途中から不登校になった場合でも、学校と連携し個別支援計画が組まれていれば算定可能

〇個別サポート加算Ⅲの会議内容の記録について、必ず記載が必要な項目はあるか。

→特定の項目が欠けていると算定できないということはないが、情報共有した内容を余さず記録することが必要。

〇医療的ケア児、強度行動障害の判定について。

→医療的ケア時の判定は提出されたスコア表に基づいて行われる。強度行動障害については通常の聞き取りの中で必要な場合に追加で聞き取りを行う。強度行動障害の追加で聞き取りをするかどうかは各役所によって温度差はある。疑いがある方は申し出ていただくか窓口に言っていただいた方が確実。

〇他市の利用者様について、算定基準や加算の形式は変わらないか。

→基本的には公的サービスであるため変わらないが、自治体の判断が求められる部分については市によって取り扱いが異なる場合がある。その場合は支給決定が下りている市に問い合わせ必要。

〇実績記録表の書き方について。

 フォーマットがないため、具体的な書き方については後日お伝え予定。

〇個別サポート加算について遡り申請は可能か?

→個別サポート加算がなくなっている場合でも、受給者証に記載があれば請求可能です。念のため確認してから請求することが推奨される。

〇児童発達支援の個別サポート加算Ⅰの算定要件の変更について

→児童発達、放デイと扱いが大きく異なる。岡山市では、4月から個別サポート加算Ⅰの算定要件が変更され、児童発達では一定等級以上の手帳を持っていることが必要になりました。そのため多くの方が加算を受けられなくなっています。一方、放課後等デイについては、個別サポート加算Ⅰの要件自体は見直されておらず、一部の中度の方が個別サポート加算の重度という加算に変更されただけ。

〇個別サポート加算Ⅰの重度の対象者について。以前とスタッフの支援体制が変わると思うが、現状新体制が整っていない場合でも引き続き支援はできるか。

→岡山市では、個別サポート加算Ⅰの重度の対象者について、利用者が加算を取れる体制が整っていない場合でも、個別サポート加算1として請求することが可能

〇専門的支援実施加算の時間管理について

→後日回答予定。

〇強度行動障害支援加算Ⅱについて、スタッフの研修がまだ終わっておらずⅡでの算定は難しい。その場合Ⅰでの算定は可能か。

→Ⅰの要件が満たされているのであればⅠとして請求可能。

基幹相談支援センター 

薮内さんより報告

子供支援部会以外の部会がどのような活動をしているか

医療的ケア児の現状と課題

ワーキング会議

①    現状:医ケア児の医療発展で年々お子様が増えている。岡山市内に推定160人。医ケア児の中でも範囲は幅広い。

②    参加者:行政(窓外福祉課、教育委員会等8つの課、オブザーバーとして市内の医師、訪看の看護師等約30人集まって協議している。

③    協議内容:

1.災害時要支援者避難行動計画の進捗について。災害時要支援者避難行動計画は市町村が名簿を作成し、避難計画を立てるよう指示されています。岡山市では、災害が特に起こりやすいエリアに重点を置いた計画と、24時間の人工呼吸器を使用する人向けの特別な計画書が進められています。

2.幼稚園、保育園の受け入れ状況について。岡山市では、医療的ケアが必要な子どもが増えており、現在6人が幼稚園と保育園に受け入れられています。公立の幼稚園・保育園で3名、私立の保育園・幼稚園で3名です。岡山市の公立保育園では3歳以上しか受け入れができない状況です。保育園、幼稚園に通えるようになるまでに通える場所の確保が必要です。

3. 医療的ケアを受け入れる事業所の不足について。医療的ケアを受け入れる事業所が少ないため、もっと増やしてほしいという声が多くありました。医療的ケアを必要とする子どもたちの実態把握が課題となっています。

 

 

情報交換

〇専門的実施加算の運用方法について

→手探りではあるが、OTが入っている。少人数から始めているところ。

→作業療法士と経験が長い保育士がいて加算を取っている。経験が浅いスタッフが取れないことを懸念しているが、取れるお子さんと組み合わせながら加算を取っている。

→聴覚障害の児発のお子さんがいる。その方のみ実施をしている。他事業所と連携を取りながらしている

→OTである自分が計画書を作成し、実施は経験のある保育士が行っている。

→3名のスタッフで取らせてもらっている。継続的に30分ではなく断続的に30分取っている

〇放デイの子サポⅢについて

→いったん持ち帰りになると思うがまだ請求をしていないものがある。とれるものなら取りたい。

 

その他

 

〇移転事業所が1か所あります。資料は別紙参照。

〇7月31日(水) 中区の浜川児童館で保護者たちが集まって発達障害や子育てについて話し合える会があります

〇9月26日(木) 中国・四国地区の児童養護施設乳児院研究協議会岡山大会が開催予定。

〇福祉事業所の使い方や空き情報の確認について。事業所の空き情報がどこに書いてあるのかわからず各事業所に問い合わせがあることがあります。え~んじゃねっとに記載されているため、ぜひみなさん広めていってください。

次回 こども支援部会の日程

9月18日(水)10時~灘崎文化ホール